ウール素材の特徴


 寒くなると温かいイメージと共によく見かけるようになるウール素材。
今回は、ウールについて説明したいと思います。


 ウールとは
シンプルに表現すると「羊の毛(羊毛)を原料として作られる繊維」のことです。
コットン(綿)などと同様に天然素材の一種で、その中でも動物繊維に分類され、品質表示では、「毛」と表示することもあります。実は、ウールに使われる羊の種類は3,000以上といわれており、その種類によって毛質が異なりますが、その中でもメリノ種と呼ばれる羊から取れる「メリノウール」は有名です。
 

ウールの特徴

ウール素材は様々な特徴を持っていますので、靴下で役立つ機能をいくつか紹介したいと思います。

蓄熱・保温性
ウール繊維自体が縮れているので空気を閉じ込めやすく、体温で温められた空気を溜め込んで、高い保温性を発揮することができます。

吸放湿性
ウールは繊維表面がウロコのように複雑な構造をしており、均一化された化学繊維と異なる高い吸湿性を持ちます。そして、吸収した水分を効率よく大気中に発散してくれるので、肌表面をサラッとドライな状態に保つことができます。
 

防臭性
ウールは天然の防臭性能を備えています。高い吸湿性が肌の表面をドライに保ち、バクテリアの繁殖を抑え、繊維内に吸収した水分や皮脂などの臭い成分を閉じ込めるため、汗やバクテリアによる不快な臭いがこもるのを防ぐことができます。同じものを長時間着用することが多い登山にも適しています。

弾力・クッション性
ウールの繊維の一本一本はバネのようなコイル形状で、伸び縮みしやすく弾力性があります。ウール製の衣類は着ている人の動きに沿って伸縮し、また元の形に戻る性質を持っており、体にフィットするので運動に適した素材です。


メリノウール
ウールの中でも細く、優れた肌触りやしなやかな弾力性を持つ高品質な素材として使用されるメリノウールは、繊維の太さによってランク分けがされており、細ければ細いほど階級が高いとされています。繊維が細いことで柔らかく滑らかな肌触りとなり、チクチクする不快感の少ない肌に優しい生地を仕上げることが出来るのです。

ランク 繊維の太さ(μm)
スーパーエクストラファインメリノ 直径16.5〜17.5
エクストラファインメリノ 直径18.5〜19.5
ファインメリノ 直径20〜21
ミドルメリノ 直径20〜22
ストロングメリノ 直径23〜25

※繊維の太さを「μm(マイクロメートル)」の単位で表します。μmは1ミリメートルの1000分の1(1μm=0.001mm)と等しい長さです。


上:スーパーエクストラファインメリノ、下:髪の毛 比較画像
一般的な髪の毛の太さは、約70〜80μmです
出典:CSIRO ScienceImage 8115 “Human hair and Merino wool fibre”, CSIRO / Wikimedia Commons (CC BY 3.0)
 

ウールについて、少しはご理解いただけましたでしょうか。
コーマオンラインショップにもウールを活用した商品がございますのでご紹介いたします。

 
コーマオンラインショップ ウール素材を活用した靴下 

・FXS045 3DSOX ウインタースポーツ "メリノプレミアム"
メリノのなかでも最高級のスーパーエクストラファインメリノウールを贅沢に使用したソックス。

・FXS048 3DSOX レーサーズ ライト メリノ
ウインタースポーツに適した薄型のソックス「RACERS LIGHT SRIES」
薄くても暖かい発熱素材にスーパーエクストラファインメリノウールをプラスしたレーサー仕様のソックス

・FXT040 3DSOX トレックモデル ソルテーレ
メリノウールの肉厚ふわふわのクッションが足を包み込みます。
シューズと擦れやすい箇所は補強糸とクッション性をプラスして快適かつ丈夫で長持ち。


・FXT005 アルパインモデル
速やかに汗を吸収し、徐々に湿気をはき出すといった特性を持つウール素材をベースに採用し、サポート機能でアルピニストの安全に守るソックス。

・FXS520 3DSOX ウインタースポーツ ハイブリッド5本指
しっかりと暖かく気になるニオイを和らげるボードやスキーの操作に適した指の自由度とサポート性能が高いウインタースポーツハイブリッドモデルの5本指ソックス。


   <2026年 3月更新>