吸水速乾素材の仕組みと特徴

みなさんは汗の対策をどうされてますか?スポーツのように意識的に体を動かした際だけでなく、日々の生活でも汗をかくシーンがあるのではないでしょうか。汗をかくシーンでも、より快適に過ごしていただくために、本コラムでは吸水速乾(吸汗速乾)素材について解説していきたいと思います。
日常生活やスポーツなどの際に出る汗は、蒸れなど不快感の原因になります。また、汗で濡れた衣服を長時間着用すると体が冷えてしまいます。快適さを保つためには、汗を素早く吸収し、速やかに乾燥させる機能が衣類に求められます。
繊維の性質
水分をよく吸うといえば、タオルやハンカチをイメージする方も多いかと思います。タオルによく使われている綿素材は、確かに水分をよく吸収します。しかしながら、綿は繊維内部まで水分を吸収するため、乾燥に時間がかかるという特徴があります。
ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成繊維は、繊維内部には水分が浸透しにくく、主に糸や生地の隙間に存在するため、綿のような天然繊維と異なり速乾性が高いです。このように繊維が水との親和性が低く、水分や湿気を吸いにくい性質を疎水性といいます。このような疎水性を持つ合成繊維は、速乾性には優れているものの、本来は水分を吸うのに適していません。しかし、近年の繊維技術の進歩により、糸の構造にはさまざまな工夫が施されています。
糸の構造への工夫
糸への工夫のひとつが、断面の形状が円形ではない「異形断面繊維」で、Y字やT字、星形など多様な種類があります。繊維断面の形状を変えることで、糸に微細な空間をたくさん作り出し、その空間を利用して毛細管現象を発生させ汗を素早く拡散・移動させ、より早く乾燥させることができます。毛細管現象とは、液体が重力を無視して広いところから狭いところへ移動していこうとする現象のことです。このような工夫によって、疎水性を持つ合成繊維が水を吸わないという弱点を強みに変えたのが吸水速乾(吸汗速乾)素材です。

吸水速乾素材は、汗を素早く吸収・拡散して乾燥を促すことで、肌へのべたつきを軽減し、スポーツやアウトドアなど汗をかくシーンで快適に過ごしやすくなります。また、洗濯後も乾きやすいのが嬉しいポイントです。
スポーツ時のパフォーマンス向上や日常生活での快適性にも関わるため、製品を選ぶ際には吸水速乾性にも注目してみてはいかがでしょうか。
吸水速乾に優れた繊維を使ったFOOTMAXの靴下を一部ご紹介♪↓
FXR107 "5本指ソックス" FXR002 "ロードレースモデル"
FXR003 "ウルトラレースモデル" FXR043 "ランニング5本指 キティウス"
FXR026 ロードレース"ナノ" FXC037 クライミング "ゲッコー"
FXB117 ロードバイク"ゼブラ" FXB017 ロードバイク"レーシングモデル"
FXG008 "ゴルフモデル" FXG042 ゴルフモデル "ブーストV2"
<2026年 9月更新>



















